2017/12/21 22:14

壁やドアに飾って楽しむボタニカルインテリアといえば……

リース、スワッグ、(季節的にも)しめ縄……

あたりがよく言われるものですね。

ですが、もうひとつここに、「ツォップ」というワードを並べてみたいのです。

この聞きなれない「ツォップ」について、

今回はご紹介したいと思います。

 

謎の「ツォップ」とは?

ドイツ語で、「みつあみ」の訳であると紹介されます。

みつあみ状に成型したパンを「ツォップ」と呼ぶことも多いですね。

もうひとつ、ドイツやオーストリアなどでよく見られる

木の実のインテリアを扱う人の間では、

「木の葉の形をした壁掛け」という意味で使用します。

木の実などを、木の葉の形に組んでいった壁飾りのことです。

 

ここではもちろん、

ツォップ=木の葉の形をした壁飾り のご紹介をします。

 

聞きなれない言葉なうえに、

見慣れない形をした、

個性的で魅力的なインテリアアイテムのご紹介です。

 

ポイントは、なんといってもこの形!

 

 

細い先端から徐々に広がるフォルム、

そしてリボンで飾っていますが、下の部分には持ち手があります。

「木の葉」の形です。

丸いリースが柔らかな雰囲気を持つのに対して、

木の葉形のツォップは、少しシャープでクールな印象を与えます。

 

 

また、ぜひ細部までご覧いただきたいのです。

 

 

木の葉形でありつつ、

ひとつひとつのパーツには、「花」のモチーフをたくさん使っています。

布の花(エーデルワイス)、

ワイヤーをぐるぐる巻いた花、

コーヒー豆を花の形に組んだ花、

花の形の八角、

そして、クローブというスパイスにもワイヤーを巻いて束ね、小花を散らしたように見えます。

 

木の実やハーブ、スパイスひとつひとつにワイヤーをかけてお化粧し、

その一つ一つを木の葉の形に組んだものです。

見た目、非常に繊細でありながら、

意外とがっしりした創りになっています。

実際にお手に取っていただくと、驚かれる方がほとんどです。

 

 

男性への贈り物としても、おすすめです。

男性への贈り物に、この種のインテリアはさほど盛んではないと思っています。

ですが、このツォップに関しては、ぜひ男性への贈り物としてもご検討いただきたいものです。

 

シャープな形もさることながら、

花ではなく木の実をメインに使っていること、

八角やクローブなどのスパイスは、ピリッとした香をほのかに漂わせます。

 

 

とにかくたたずまいが、とても落ち着いているのです。

花を集めていてこのたたずまい・・・

このギャップが魅力のひとしなです。

 

 

ひとひねりのインテリアエッセンスを、感じていただきたい。

クリスマス、お正月を終えると、

インテリア熱もひと段落…という方、結構多いと思います。

 

そんな時に、空いてしまったスペースを埋めてくれるインテリア、

ぜひご検討してみませんか?

 

きっと、お部屋の印象も少し違った雰囲気に、

気持ちも新たに2018年を過ごしていただけると思います。

 

 

2018年が、新しい風を吹き込んでくれる年となりますように。

願いを込めて。

 

 

 

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